◎ご神体一挙公開!◎
花輪大明神のご神体を一般公開!
花輪先生は普段から写経の如くイラストを描いているそうです。今回その直筆イラストをドカンと送ってもらいましたのでバーンと公開します!
花輪和一展 Siruko Zenzai
今回のご神体一般公開は花輪先生と20年来のお付き合いであるマンガ家”善哉しる子”さん(現在は花輪先生のアシスタントもされています)のご厚意によって実現致しました。しる子さんはもともと花輪先生の大ファンでもありますので、花輪先生のことですからさらっと売られてしまったかもしれないものを公開する機会を作っていただけました。
大変感謝しております。ありがとうございますありがとうございます。
 
←童女が手にしているものは金剛五鈷杵という密教の法具の一つで、密教の法具は人々の煩悩を打ち破る意味にとらえられたり、音により仏を歓喜賛嘆させ、仏性を呼び起こすための用途の意義をもたせて修行で使用する。仏の三摩耶形(仏の本誓)を示す法具として修法壇の上に置かれ、仏を壇に勧請して曼荼羅世界を表現する法具でもある。とのことです。右側は念珠(数珠)。
 
 
登場する明王→は、髪は総髪で弁髪を左側頭部に垂れ、右手に降魔の三鈷剣(さんこけん)、左手に羂索(けんじゃく)背に迦楼羅焔(かるらえん)という不動明王の特徴と合致することから不動明王であると判断しました。
不動明王には、通常の顔のものと、天地眼、上下狗牙という目と歯が対称になっているものとがあるそうです。
それでは、どうぞ! ↓
今回公開するイラストは不動明王の元で修行をする童女が描かれています。これは花輪先生にとっての修行の一部と言えるでしょう。真言密教は生き身のまま仏となること(即身成仏)を目的としています。作家高橋克彦氏は花輪先生イコール仏とおっしゃっていましたが、花輪先生の即身成仏はいかに!?
 
管理人の宗派は花輪神道であるため、密教についてはこのサイト運営にあたり調べたものです。よって間違っていることもあるかもしれませんのでその場合はご指摘いただけますと助かります。
以下、ご神体に共通して見られる特徴を調べました。
 
拝観にあたって No.1 No.7 No.14 Kazuichi Hanawa◎EXHIBITION
 
No.1〜No.23[2006.12.9/Update] No.23 ドールズ 闇から来た少女